それゆえ、万軍の主、イスラエルの神は言われる、 わたしは生きている。 モアブは必ずソドムのようになる。 アンモンの人々はゴモラのようになる。 いらくさと塩穴とがここを占領して、 永遠に荒れ地となる。 わが民の残りの者は彼らをかすめ、 わが国民の残りの者はこれを所有する」。
しかし彼らは西の方ペリシテびとの肩に 襲いかかり、 相共に東の民をかすめ、 その手をエドムおよびモアブに伸べ、 アンモンの人々をおのれに従わせる。
――全地は硫黄となり、塩となり、焼け土となって、種もまかれず、実も結ばず、なんの草も生じなくなって、むかし主が怒りと憤りをもって滅ぼされたソドム、ゴモラ、アデマ、ゼボイムの破滅のようである。――
主の手はこの山にとどまり、モアブは肥だめの中に踏まれるわらのように、おのれの所で踏みにじられる。
主は言われる、神がソドムとゴモラと、その隣の町々を滅ぼされたように、そこに住む人はなく、そこに宿る人の子はない。
モアブの事について、万軍の主、イスラエルの神はこう言われる、 「ああ、ネボはわざわいだ、これは滅ぼされた。 キリヤタイムははずかしめられて取られ、 とりでは、はずかしめられてこわされた。
あなたの目をあげて見まわせ。 彼らは皆集まって、あなたのもとに来る。 主は言われる、わたしは生きている、 あなたは彼らを皆、飾りとして身につけ、 花嫁の帯のようにこれを結ぶ。
すなわち、 「主が言われる。わたしは生きている。 すべてのひざは、わたしに対してかがみ、 すべての舌は、神にさんびをささげるであろう」 と書いてある。
イスラエルの残りの者は不義を行わず、偽りを言わず、 その口には欺きの舌を見ない。 それゆえ、彼らは食を得て伏し、 彼らをおびやかす者はいない」。
家畜の群れ、もろもろの野の獣はその中に伏し、 はげたかや、やまあらしはその柱の頂に住み、 ふくろうは、その窓のうちになき、 からすは、その敷居の上に鳴く。 その香柏の細工が裸にされるからである。
海べはユダの家の残りの者に帰する。 彼らはその所で群れを養い、 夕暮にはアシケロンの家に伏す。 彼らの神、主が彼らを顧み、 その幸福を回復されるからである。
主はこう言われる、 「アンモンの人々の三つのとが、 四つのとがのために、 わたしはこれを罰してゆるさない。 これは彼らがその国境を広げるために、 ギレアデのはらんでいる女を ひき裂いたからである。
主は言われる、ソドムとゴモラとその隣の町々がくつがえされた時のように、そこに住む人はなく、そこに宿る人もなくなる。
万軍の主という名の王は言われる、 わたしは生きている、 彼は山々のうちのタボルのように、 海のほとりのカルメルのように来り臨む。
しかし、わたしは生きている。また主の栄光が、全世界に満ちている。
アンモンびとについて、主はこう言われる、 「イスラエルには子がないのか、世継ぎがないのか。 どうしてミルコムがガドを追い出して、 その民がその町々に住んでいるのか。
ハゾルは山犬のすまいとなり、 いつまでも荒れ地となっている。 だれもそこに住む人はなく、 そこに宿る人もない」。
主はこう言われる、 「モアブの三つのとが、 四つのとがのために、 わたしはこれを罰してゆるさない。 これは彼がエドムの王の骨を焼いて 灰にしたからである。
後の代の人、すなわちあなたがたののちに起るあなたがたの子孫および遠い国から来る外国人は、この地の災を見、主がこの地にくだされた病気を見て言うであろう。
すべて肉なる者よ、主の前に静まれ。主はその聖なるすみかから立ちあがられたからである。